小さなダムから始める心 掲載: 7 July 2026 私は文在寅政権の時、四大河川調査評価企画委員会で復元の決定に関わったという理由で告発された。検察の捜査は証拠不十分で終結したものの、刑事司法ポータルで事件の詳細を確認したときには、思わず苦笑せざるを得なかった。専門家や市民活動家が熟慮を尽くして出された復元の決定を「業務妨害」とみなすこと自体が無理だったが、それでも私は、いつ家宅捜索を受けるか分からないという非常識な状況に常に覚悟していたのである。 このような告発は、四大河川事業をめぐる対立の中では小さなエピソードにすぎない。十五年前、李明博政権はこの事業を重要政策課題として推し進め、国家情報院や警察まで動員して批判的な市民社会やメディアを締め付けた。彼はなぜそこまでして川を開発しようとしたのだろうか。川の復元を夢見るなら、この問いにより深く向き合わなければならない。 シン・ジェウン
米国抜きのCOP30と争点 掲載: 13 July 2026 この文章は、ハインリヒ・ベル財団のリンダ・シュナイダー(Linda Schneider、ベルリン本部)、リアン・シャラテック(Liane Schalatek、北米事務所)、マルセロ・モンテネグロ(Marcelo Montenegro、ブラジル事務所)、レージーヌ・シェーネンベルク(Regine Schönenberg、ブラジル事務所)が 8月8日に執筆した「COP30 Without the US: Climate Negotiations in Brazil Under Pressure」を、ノ·ゴンウ(東アジア事務所)が翻訳・再構成したものである。 Kunwoo Ro
地球温暖化交渉の回顧と展望 掲載: 13 July 2026 筆者が気候変動枠組み条約締約国会議(COP)に初めて参加したのは2000年のCOP6(ハーグ)であった。以来、COPとの関わりは続き、本年11月のCOP30は20回目の参加となる。その間、交渉官として二度にわたり交渉に関与し、特に2008年~2011年には経済産業省の首席交渉官であった。本稿は筆者の経験を踏まえ、温暖化防止の国際枠組みの歩みと今後の課題について私見を綴ったものである。
エッセイ「ベレンへ持って行く5の問い」 掲載: 7 July 2026 気候危機や貧困、格差、差別、LGBTQの権利侵害、先住民族の権利侵害など、私たちの社会には解決すべき様々な課題がありますが、社会運動や市民活動に取り組む上で、私にとって大切で重要なことは、「連帯」することだと思っています。約15年間、学生ボランティアとして、また環境団体のスタッフとして環境正義の問題に取り組んできました。大型の化石燃料開発に反対の声を上げる地元の人々、水や大地を守るため命を張ってたたかう先住民族の人々、日本国内で原発や化石燃料事業に反対の声をあげ粘り強く活動している人々…その一方、各地で続く紛争、右傾化する政治、移民排斥や拡大する格差、そして気候危機の影響で、今、連帯が脅かされていると感じています。 深草亜悠美
地球温暖化交渉の回顧と展望 掲載: 13 July 2026 筆者が気候変動枠組み条約締約国会議(COP)に初めて参加したのは2000年のCOP6(ハーグ)であった。以来、COPとの関わりは続き、本年11月のCOP30は20回目の参加となる。その間、交渉官として二度にわたり交渉に関与し、特に2008年~2011年には経済産業省の首席交渉官であった。本稿は筆者の経験を踏まえ、温暖化防止の国際枠組みの歩みと今後の課題について私見を綴ったものである。 아리마 준
Rainbow Fields: Korean Farmers Reviving Native Rice 掲載: 17 October 2025 Background For thousands of years, rice has been more than food. It has been culture, memory, and survival. In South Korea, a few farmers are bringing back native rice varieties lost to history. Their rainbow-colored fields tell a story of a future rooted in the past. KIM Dong-gyu
Light Screens, Heavy Planet: From Interface to Carbon 掲載: 29 September 2025 Let’s peel away the assumption we have long taken for granted—that “digital = eco-friendly.” We will trace the three layers that sustain the digital society: action (interfaces), infrastructure (data centers, energy generation, cooling water), and networks (terrestrial and submarine cables). Beneath these, we will examine the materiality of devices, the corporate power embedded in design, the profit structures of the data economy, and the points where institutions begin to collapse. Finally, we will reflect on the small but resilient practices and institutional shifts we can choose to pursue. Hyejin Yoo